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大好きだから...
第5章 小池と向き合う
「正人さん。お疲れ様です。残業ですか?」
「あぁ。やる事が山のようにある。
小池も終わったら早く帰れよ」
「あの、ちょっと相談があるんです。
帰りにご飯どうですか?」
「悪い。今日は残業の後すぐ実家に帰る。
だから時間ないんだよ。
今日じゃないといけねぇの?」
「はい...今日出来れば…」
「外は行けねぇから会議室でいいか?
おい。柴田会議室エアコン付けといてくれ。
大至急な。」
部下に頼んでタブレットを持って
会議室に入った。
小さな会議室に小さな机と椅子があるだけ。
俺はデスクにタブレットを置いて
座ったらその真横に小池が座った。
なんで隣?と思ったけど我慢して
小池の話のを待った。
どんな話か?
脅されても困るし一応やっとくか?
ちょっと悪い。とだけ小池に言い
スマホを操作してレコーダーを起動させて
小池と話をすることにした。
早く帰って朱里と触れ合いたいと思いながら…

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