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記憶の彼方に眠る恋
第5章 活動開始と友人たち

一糸まとわぬ裸になった美香は、「もういいよ」と学に声をかけた。
恐る恐る学が手をどけて美香を見る。
そして次の瞬間、美香が全裸だと気づいて、慌てて再び両手で目を覆った。
「わわっ!」
「え~、学君って、私の裸に興味がないの~?」
「ち、違っ! 興味がないわけでは!」
「興味はあるんでしょ。だったら堂々と見てみてよ。女の裸を見るの、もし初めてなら、これも一つの勉強だと思って」
そう言うと、美香はベッドへと移動する。
相変わらず、にんまりと笑いながら。
ただ、それでもまだ、学は見ようとはしない。
「美香ちゃん、まずいって!」
「何がまずいの? 学君も私も今、恋人はいないでしょ。そして、私たちはもう『家庭教師と教え子』っていう関係でもないし、学君は大学生になったし、二人とも18歳以上だし……。まずい理由が一つも見当たらないけど」
「そ、それはそうかもしれないけど、そういう問題でもない気が……」
「あーっ! つまり、学君は私のことを女として見られないってこと?! ひどーい」
「それは絶対違うよ!」
「だったら見てみてよ、ほら」
そう言うと、美香はベッドの上で座ったまま、足を大きくM字に開いた。
自らの全てを、学の眼前に晒そうと。
恐る恐る学が手をどけて美香を見る。
そして次の瞬間、美香が全裸だと気づいて、慌てて再び両手で目を覆った。
「わわっ!」
「え~、学君って、私の裸に興味がないの~?」
「ち、違っ! 興味がないわけでは!」
「興味はあるんでしょ。だったら堂々と見てみてよ。女の裸を見るの、もし初めてなら、これも一つの勉強だと思って」
そう言うと、美香はベッドへと移動する。
相変わらず、にんまりと笑いながら。
ただ、それでもまだ、学は見ようとはしない。
「美香ちゃん、まずいって!」
「何がまずいの? 学君も私も今、恋人はいないでしょ。そして、私たちはもう『家庭教師と教え子』っていう関係でもないし、学君は大学生になったし、二人とも18歳以上だし……。まずい理由が一つも見当たらないけど」
「そ、それはそうかもしれないけど、そういう問題でもない気が……」
「あーっ! つまり、学君は私のことを女として見られないってこと?! ひどーい」
「それは絶対違うよ!」
「だったら見てみてよ、ほら」
そう言うと、美香はベッドの上で座ったまま、足を大きくM字に開いた。
自らの全てを、学の眼前に晒そうと。

