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第22章 ③―２　私だって学びます

キッチンへと入って、鼻唄を歌いながら、私はご飯の準備を始める。



すると、玄関からうめき声が聞こえたかと思いきや



「家庭内暴力だぁぁぁあああああ」



と叫び声がした。



なにいってんの。

いつも自分が襲ってくるくせに。



そう思いながら動じずに私は鍋に火をかけた。




さてさて、

玉ねぎまだあったよな？



冷蔵庫の野菜室を開けたその時だった。




「ハハハハハハハ！僕に勝とうだなんて138年と25日はやいわぁぁ！」



背後から叫び声。



しまった…!!



そう思ったときにはもう身体を持ち上げられていた。