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【R-34】
第2章 変わり無い日々
出会ってから七年経つが、妻は今も変わらず美しい。
清楚で、気品のある。
今でも男は不思議に思っていた。
なぜ夫に自分を選んだのかと。
社内恋愛だった。
告白してきたのは向こう。
彼女はまだ入社したてで、その時に男が指導に当たった。
ただ、それだけのこと。
彼女の美しさなら、もっと高スペックの男を幾らでも選び放題のはずなのに、それでも彼女は自分を選んだ。
元々仕事には誠実だと自負している。
しかし、ただそれしか取り柄はない。
顔が際立って良いわけでも背が高いわけでもない。
それでも男は、選んでくれた彼女のために努力はした。
彼女を喜ばせるためにも、悦ばせるためにも。
清楚で、気品のある。
今でも男は不思議に思っていた。
なぜ夫に自分を選んだのかと。
社内恋愛だった。
告白してきたのは向こう。
彼女はまだ入社したてで、その時に男が指導に当たった。
ただ、それだけのこと。
彼女の美しさなら、もっと高スペックの男を幾らでも選び放題のはずなのに、それでも彼女は自分を選んだ。
元々仕事には誠実だと自負している。
しかし、ただそれしか取り柄はない。
顔が際立って良いわけでも背が高いわけでもない。
それでも男は、選んでくれた彼女のために努力はした。
彼女を喜ばせるためにも、悦ばせるためにも。

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