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第11章 彼女の中

「真奈、もう俺も……真奈の中に入りたい」

そう言ってまだ追ってくる彼女の唇からそれを抜く。



「ぁっ……」

その声の切なさ。


「まだ咥えていたかったのかい？本当に、いやらしい子だね、真奈は」


圭吾はソファーから降りると、彼女の体勢を変え挿入しやすくする。

真奈の両膝の裏に手を入れ秘部を露にする。



フェラチオだけでもう……こんなに濡れたのか。

圭吾の唇が薄く弧を描く。


ふっとそこに息を吹き掛ける。

「ぁっ」


それだけなのにもう敏感になりすぎたそこが真奈に快感を伝え、真奈も耐えられずに声を漏らした。


「お願いっご主人様ぁっ、早く真奈の中に……」


待ちきれずにおねだりまでしてくる、いやらしい妻。