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幸せになれる恋
第9章 ショッピング
「分かりました。」
『もう会わないでね』
「は、い...」
桜はその場から歩いて立ち去った。
そしていた場所から一番遠いところに行った。
あの人彼女だったんだ。
確かに大人の女性って感じの綺麗な人だった
聖さんにはあの人の方が似合う。
そんなの自分で一番よく分かってる。
だから迷惑かけたくないって言ったのに。
はー。どうやって帰ろう。
お姉ちゃんにきてもらうしかないよね…
電車は乗れないし。
桜は姉に連絡しようと
スマホを取り出した。
忘れていたのだ。
充電がなかったこと
きのの夜寝てしまって
充電器を借りれなかったことを…
「お姉ちゃんの番号覚えてないよー。」
どうしよう...
助けて。聖さん。
あっ、ダメだ…
聖さんには会うなって言われたんだ。
あー、もうついてないよ...

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