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幸せになれる恋
第27章 夏の思い出
桜と聖はラッキーを車に残して
緑の家に向かった。
インターホンを鳴らすと緑が出てきて
お家に迎えてくれた。
『桜達のお家みたいに広くないけど
ゆっくりしてください。』
緑にリビングに案内されると
緑の旦那がソファーに座っていた。
「義兄さんお久しぶりです。」
『さくらちゃん久しぶりだね。元気そうで。』
「はい。義兄さん。彼伊東聖さんです」
「初めまして。伊東聖です。
桜さんとお付き合いさせてもらってます。」
『ご丁寧にどうも。緑の夫の田中達也です。
ゆっくりして行ってください。』
「義兄さん。車にわんちゃん残してるの...
だからあんまり長くはいられないかな…」
『桜、犬飼ってるの?』
「お姉ちゃんそうなの。見て!」
『わー!可愛い!グレートピレニーズじゃん!』
「そう。聖さんの実家にお邪魔したときに居たの。
一目惚れしたら聖さんがちゃんとお世話するならって
飼ってくれたの。」
緑も喜んでいて出産後落ち着いたら
遊びに行くから会わせてと。

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