この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第3章 お詫び
「桜、帰ろう。送るから」
「聖さん。私は大丈夫です!
一人でタクシーで帰れますから」
「どうせ電車もなくてタクシーなんだ。
同じ駅で降りるつもりだっから
乗って行けよ」
「ごめんなさい…電車乗れたのに私のせいで…」
「お前のせいじゃない」
「でも、ホントなら電車で帰れたはず!!で…す。」
「そーだな。」
「ほら、、、私のせいでわさわざ違う駅で降りて
おまけにタクシー使わないと帰れない…じ、かんに
なっ、ちゃった、、、のに」
「桜。ホントならお前も電車で帰れた。
俺も。けどあのまま電車だと桜は今以上に
辛い思いすることになった。」
「……」
「ちげぇな…もうありえねぇくらいに
辛い思いしてるな…」
「うっ…ん…。うぅー。」
「お前が電車乗るの躊躇した時に
気づいてタクシーにしてたら
こんな思いせずに済んだのにな。
そしたらもっと楽しい会話しながら
帰れたのに。ホント悪かった」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


