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第19章 お姉ちゃんと聖さん

翌日桜のマンションに業者がやってきて
いる荷物をトラックに乗せて
聖のマンションにやってきた。


要らない荷物は処分を依頼した。


「今日からお世話になります。
よろしくお願いします！！」

「今日からじゃねぇよ。
ちょっと前からお世話してます」

「でも、やっぱり寂しい…
あのマンション結構好きだったんです」

「ここは嫌いなのか？」

「そうじゃないんです。ここも素敵ですよ。」

「ならその言い方辞めろよ」

「ここはここでいいの。
貴方と居られる場所だから。」

「ならいいけど。
さて、荷物片付けて買い出し行くぞ。
明日姉ちゃん来るんだろ？
何か食いたいものねぇのか？」

「じゃピザがいいです！
明日作り方見て聖さんの誕生日に
私がピザ作りますから」

「じゃ手伝って。」

桜は軽く荷物を片付けて
買い物へ出掛けた。