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幸せになれる恋
第2章 桜の恐怖
数年続いた!
でも、友達や姉にも迷惑を
かけっぱなしで申し訳なかった桜は
「もう一人で大丈夫。ありがとう」
そう言って一人で電車に乗るようにした。
正直言うと怖い
けどいつまでも甘えてはならない
一人で乗るようになって1年近く経って
また今回の事件
桜はもうダメだと思った。
そうだ…
電話して迎えに来て…
携帯を見てさらに落ち込む
そういえば充電するの忘れて
お昼には電池がほぼなくなっていて
スマホは真っ暗。
ってかここ何て駅なんだろ。
それすら分からない桜は
タクシーで帰るしかなくてトイレを出たかったが
怖くて出れなかった。
何時間もトイレの手洗場の前に立ち尽くす
今何時間なんだろう…
時計を見てびっくりした

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