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禁断背徳の鎖外伝ー多忙者達のXmas
第3章 クリスマスイブの幸せ-仕事と寂しさと喜びと
慌ててセキュリティー用のカメラに切り替えると、会長室の扉の前に朔夜叔父様が居る、気付いて来たのかな?
入って来ると、仕事の方に目を向けたけど‥
1分‥‥3分‥‥5分と経っても、朔夜叔父様はそのまま動かず。
「・・・・???」
考えているような、躊躇っているような‥
よく分からない朔夜叔父様の表情態度。
5分以上が経過し、流石に分かっていて無視も悪いかなと思って、私の方から扉を開けて見た。
「・・・・・
・・朔夜叔父様?
どうしたんですか、さっきから立ちっ放しで??」
「は?
・・嬢ちゃん!?」
もしかして‥‥
朔夜叔父様は、私が扉を開けた事すら気付いていなかったの??
「その‥‥
ずっとID反応とカメラに映っていたから、どうしたのかなって思って‥
邪魔でしたか朔夜叔父様?」
「いや‥‥
俺の方も、仕事をしている嬢ちゃんの邪魔をしたら悪いかと思った」
「大丈夫です、邪魔と言うんでしたら既に入って帰りましたもの」
「入って帰った??」
朔夜叔父様は、何というか不思議顔?
だけど会長室に入って、中を見回して気付いたみたい。
「・・・遠藤か?」
ほら一発、バレバレだよねこれじゃ‥
遠藤さんがケーキを持って来てくれた事、素直に言ったら朔夜叔父様は驚き顔だよ。

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