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あなたがすきでたまらない
第21章 相思相愛
「このは?」

「はい?なんでしょう?」

「元気なくない?」

「そうでしょうか?」

「絶対・・・ううん。・・・元気ないかなぁ?って思っただけ」

「すいません。心配おかけして・・・」

「何かあった?」

「いえいえ・・・大丈夫ですよ」

「なら・・・いいけど」

「はい!!」

精一杯の空元気で応える
ニッコリ笑う

元気よく返事はしたものの上の空だった私は応えてからハッとした
今は授業中なんだと・・・

文化祭が終わってからもうすぐ夏休みな今日この頃
自分では気づかなかったけど・・・そんなに歳月が経ってたのかな?
って驚く
最近、色んな事がありすぎて追いついていない自分の頭に喝をいれたくなった



そんな自分を優しく見守っていてくれる伊織ちゃん
高橋君
多田君

「今日さ?ユキさんの家、行っていい?誉クンに会いたいな!!」

「私も会いたい!!ですけど・・・」

「久しぶりだし?ダメ?」

「いいえ!!ちょっと連絡してみますね!!」

相変わらずのガラケー
少し慣れてきた
啓介さんからのプレゼントのガラケーを取り出した

メッセージが入ってる

愛しい愛しい
啓介さんからのメッセージ

(今日の昼めしも美味かった。ありがとう)

それだけで胸がほっこりしてしまう
慌てて返事を返す

(喜んで頂けて良かった。お肉安かったんで・・・硬くなかったですか?)

すると・・・少ししてから返事がくる

「ユキさんなんて?」

「ゆ、ゆきさsん?す、すいません・・・メールしますね!!」

啓介さんのメッセージが嬉しくて忘れてたのは内緒

「先輩のメッセージに夢中なのかもだけど・・・ちゃんとユキさんに聞いてよね!!」

「は、はいぃ!!」

ニヤニヤな伊織ちゃんに焦って困る

レパートリーがほんのちょっとだけ増えた私の・・・私達の食卓

安いお肉は焼き肉のタレをかければ美味しくなると教えてくださったユキさんの主婦の知恵
おにぎりばかりだったあの頃が恥ずかしくなる
玉ねぎと炒めてお肉を焼いただけの・・・
自己流「焼肉弁当」
ご飯の上に乗せただけ

ユキさんのメッセージの前に啓介さんに返信した

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