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あなたがすきでたまらない
第9章 啓介vs・・・

「何が言いたいんですか?」
「ん~?言いたい事は沢山あるけどねぇ・・・窃盗は犯罪だって知ってた?」
「な、何の事ですか?」
さっきまで俺を睨んでた彼女が目を逸らした
「ここで話してる時間が勿体ないから単刀直入に訊いたんだけど?」
「わ、私には何の事だかさっぱり・・・」
「窃盗って聞いて明らかに目が泳いでる。口調もはっきりしなくなった。」
「そ、それだけで・・・」
「情報提供者も居る。紺野さんじゃなくて刑事のな」
「う、嘘ばっかり・・・」
「今日、パンケーキの店行った?その後ろに並んでた人達な・・・あれ刑事だよ」
「は?て、適当な事言って・・・」
彼女が自分のカバンを持つ手に力が入ってる
ここから早く去りたいのだろう
体は俺とは違う方向を向いた
彼女の一つ一つの行動が犯行を自供してる様だった
「ピアス外した?ネイルもバイト前にとった?さっきの電話の相手は一緒に店に居たメガネの女の子?」
「!!!」
彼女は耳に手をあてピアスを確認する
その際、チラッと自分の指先も確認してるのを俺が見逃さない筈はない
「ん~?言いたい事は沢山あるけどねぇ・・・窃盗は犯罪だって知ってた?」
「な、何の事ですか?」
さっきまで俺を睨んでた彼女が目を逸らした
「ここで話してる時間が勿体ないから単刀直入に訊いたんだけど?」
「わ、私には何の事だかさっぱり・・・」
「窃盗って聞いて明らかに目が泳いでる。口調もはっきりしなくなった。」
「そ、それだけで・・・」
「情報提供者も居る。紺野さんじゃなくて刑事のな」
「う、嘘ばっかり・・・」
「今日、パンケーキの店行った?その後ろに並んでた人達な・・・あれ刑事だよ」
「は?て、適当な事言って・・・」
彼女が自分のカバンを持つ手に力が入ってる
ここから早く去りたいのだろう
体は俺とは違う方向を向いた
彼女の一つ一つの行動が犯行を自供してる様だった
「ピアス外した?ネイルもバイト前にとった?さっきの電話の相手は一緒に店に居たメガネの女の子?」
「!!!」
彼女は耳に手をあてピアスを確認する
その際、チラッと自分の指先も確認してるのを俺が見逃さない筈はない

