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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第8章 お試しデート2
「えーと‥‥
その類いです」
「勿体ないな、そっち関係卒だったら、違う仕事もあっただろう?」
「えー!
舞ちゃんが『涼風』以外って、俺考えられねぇ‥‥」
これ、どう答えれば良いんだろう?
本当の事は絶対に言えないし、変な嘘を言ったら後々遥叔父さんに言われかねない。
「たまたま『涼風』でバイト募集していたから?
お母さんにも仕事しろって言われていて、店長のところだったら安心だって‥」
「叔父と姪だったよな?
それだったら安心だろうさ」
「俺はマスター目当てのバイトだと思ってた‥‥違ったけど‥‥」
「・・・・・」
ズキッと心が痛い‥‥
宮村さんと高嶋さんの言葉が刺みたい‥
だって高嶋さんの言う通り、半分は遥叔父さんが目当てでバイト募集に食い込んだんだもの。
そして宮村さんの言葉通り、叔父と姪で砕けた私‥
いちいち蒸し返して欲しくない。
「マスター目当てじゃ無いんだったら、やっぱり俺と付き合ってよ舞ちゃん?」
「高嶋さん‥‥」
「本気で付き合いたいと思ってる‥
宮村さんをダシに使ったのは悪かったけど、こうしないと舞ちゃんは出て来てくれなかったワケだしさ」
「良いヤツだぞ春留は‥」
結局こういう話なんだ‥
そして宮村さんも共犯だったなんて、なんだか裏切られた気分。

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