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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第21章 本気の猛攻撃
「晶さん……」

笑ったあたしを夏希ちゃんは急に抱き締める

「…っ…下でアイツ見てめちゃくちゃ焦った──」

「……うん…あたしも外で見て焦った…捕まったら逃げられない」


「うん、何もないならよかった…」


「……」

抱き合って少し落ち着くと夏希ちゃんは手を差し出した。

「俺の鍵は?忘れないうちに先にもらう」

言われてあたしはテーブルにあった自分の鍵を手にした。

失さないように着けて置いた夏希ちゃんの合い鍵──


「合い鍵……」

ありゃ?合い鍵がっ──

「ないっ!?」

「──…なんで!?」

あたしは合い鍵の行方を辿り記憶を手繰る。

喫茶店ではまだあった。

とすると──…っ

高槻に鍵を奪われた時だ…


「晶さん…」

夏希ちゃんは密かに動揺するあたしの様子を伺っている……

「もしかして鍵…アイツに奪われた?──」

「──…たぶんに…相違、ごさいません。。。夏希警部補、如何致しましょう──…」

「む…まずは指紋採取だな、それから犯人の足取りを──…っ…追わんでいいっ!」

夏希ちゃんは取り合えず乗ってくれた。

「なんで盗られた!?あれ俺のだよっ!?なんかすごいなアイツ…っ」

やることがまるでバスケのゴールを決めたように華麗だ──


夏希ちゃんは強く舌を打つ。あまりにも手際が良すぎる…

そんな高槻に色んな不安が浮かんでいるようだ──

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