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隷吏たちのるつぼ
第3章 第二章 遅れた服罪

「うう……」
まさに磔だった。
座卓を背負う形で、大の字に四肢を拘束された。もう、何をされても動けない。
智咲は観念した。どんな肉体的、精神的な痛みを伴うか図り知れない。だが、抗えば抗うほど苦痛は増大するだろうし、時間は長くなると直感した。無駄な抵抗はやめ、征四郎が本懐を遂げるまでの辛苦を短まらせよう。そう訴える本能に身を委ねた。
「俺は優しいからよぉ、ちゃんと痛くねえようにしてやるぜ」
「うっ、ふぁっ……!」
劣情に任せて毀滅されると思って身構えたのに、触れてきた征四郎の指の感触は、さきほどまでとは明らかに異なった。
頭を上げたが、恥丘の向こうで征四郎が何をしているのか見えない。ヌルリとした触感。そして指腹が花弁から離れると、スーッとした感覚が走った後、ムズムズとした温感が奥から湧き起こってくる。
「な、なに、を……、あっ!」
予想外の行動を質そうとした矢先、包皮が剥かれ、誰にも触れられたことのない花芯にも念入りに塗り込まれていった。
まさに磔だった。
座卓を背負う形で、大の字に四肢を拘束された。もう、何をされても動けない。
智咲は観念した。どんな肉体的、精神的な痛みを伴うか図り知れない。だが、抗えば抗うほど苦痛は増大するだろうし、時間は長くなると直感した。無駄な抵抗はやめ、征四郎が本懐を遂げるまでの辛苦を短まらせよう。そう訴える本能に身を委ねた。
「俺は優しいからよぉ、ちゃんと痛くねえようにしてやるぜ」
「うっ、ふぁっ……!」
劣情に任せて毀滅されると思って身構えたのに、触れてきた征四郎の指の感触は、さきほどまでとは明らかに異なった。
頭を上げたが、恥丘の向こうで征四郎が何をしているのか見えない。ヌルリとした触感。そして指腹が花弁から離れると、スーッとした感覚が走った後、ムズムズとした温感が奥から湧き起こってくる。
「な、なに、を……、あっ!」
予想外の行動を質そうとした矢先、包皮が剥かれ、誰にも触れられたことのない花芯にも念入りに塗り込まれていった。

