この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第5章 気持ちよくなって:爆発編
顎を軽く持ち上げられ、目を合わすように上を向かせる。
優しい眼差しを向けて、ゆっくりと唇を撫でられる。
「この先もキスすんのも、エッチの時のやらしい声聞くのも俺だけ。他の男には渡さんから…」
「はる…」
「…ごめん、独占欲強めな発言して」
「ううん、ありがとう…」
微笑んで答えると、何か考えているのか、少し困ったような顔をしている。
「どうしたの?」
「茜さん、そいつのキス気持ちよかった?」
「はっ?」
「あ、いや…」
「原因は私にあるけど、嫌だった。春人以外の人に…キスされ…」
言い終わらないうちに、強く抱きしめられた。
「痛い…」
「あ、ごめん。なんか、キスしたいな…」
「ん…」
唇を重ねて、少し強め吸われる。
しかもすぐに離れない。
キスの時の息継ぎがヘタな私は、段々苦しくなってきた。
「ぷはっ…」
「ふ、これで上書き完了」
いつもの笑顔を見ていたら、胸が熱くなって、春人に触れたくなった。
気が付いたら、自分から春人の唇にキスをしていた。
「…!」
「お願い…もっと上書きしてほしい…」
「……っ」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


