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甘い時間は2人きりで
第13章 大人なデート
精液を出し切ると、放心したまま彼女の上に崩れ落ちた。
「はぁ…」
脱力した姿勢で、ゆっくりと息を整える。
彼女の甘い香りに混ざって、男女の濃密な匂いが鼻を掠めた。
茜さんは快感に酔っているのか、まだ惚けた表情をしている。
トロけた顔も可愛い…
「…あっつ」
エッチをする前にエンジンを止めたため、車内は蒸し暑い状態。
しかもエッチした直後やから、お互い汗だく。
「はぁ、抜くよ…」
息を整え、ゆっくりと彼女のナカから引き抜く。
名残惜しそうにナカがヒクつく。
このちょっとの刺激も堪らんよな…
ポケットティッシュを取り出して、先に俺のモノを綺麗にする。
処理を終えてから、茜さんの方を向く。
「自分で綺麗にする?」
「ん…春人がして…」
ビックリした。
初めの頃はされるの嫌がってたのに…
茜さんのちょっとした心の変化や、俺に甘えるようになったことが、めっちゃ嬉しい。
「ふふっ」
「…なに笑ってるの?」
「何もない。綺麗にするで?」

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