この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第12章 仲直り?
「たまにはエッチせずに抱き合うのもええな」
「うん。…春人」
「ん?」
「ありがとう、心配してくれて。今度からはお酒は飲まないから」
その言葉に疑うような眼差しを向けてきた。
「ホンマに?」
「ほ、ホントだから!」
「分かった。その代わり。飲むんやったら、俺の前だけにしてな」
ソッと耳元で囁かれる。
「あんなエロい顔、他の男に見せたくないから」
「…!え、エロくないもん!」
「エロいよ。トロンとした顔して、男は勘違いするよ」
「むー…」
春人の匂いと温かさと、春人と仲直り?出来た安心からか、瞼が重くなってきた。
「来週から夏フェスに参加しやなアカンから、しばらく会えなくなるね」
「ん…」
「時間見つけて会いに行くから、いい子にしててや?悪い男に捕まったらアカンで?」
「ん…」
「茜さんが良かったら、部屋の合鍵も渡すからさ。好きな時に泊まりに来てよ」
段々、春人の話が眠気で頭に入ってこなくなり、生返事をした末に寝落ちしてしまった。
「すぅ…すぅ…」
「あー、1人エッチ見せてもらうの忘れてた…」
「すぅ…」
「まぁ、今度でええか。ありがとうね。おやすみ」
チュッ

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


