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甘い時間は2人きりで
第9章 年下彼氏の甘い看病
水を飲んで、気分を落ち着ける。
服を脱いで、全身隈無くタオルで拭いた後、別の部屋着を着た。
着替えたから、少しスッキリしたかも…
ベッドに寝転がり、目を閉じる。
春人にお世話になってばかり…
今度何かお返し出来たらいいな…
「……」
『風邪って誰かに移した方が治るの早いんやで…』
『あっ…ダメ』
『ほら、俺が温めたるから…こっちおいで…』
ああ…風邪のせいで変な想像が…
でも、風邪引いてるから手は出されないよね…
「シャワーありがとう」
顔の火照りが取れた頃、紺色のパジャマを着ておふろから出てきた春人。
パジャマ姿でもカッコイイ…
「身体どう?」
「まだ…寝なきゃダメだけど、春人が来るまで寝てたから、眠くないし…」
「そっか、何かして欲しいことある?」
「じゃあ、眠たくなるまで話し相手になってくれる?」
「もちろん」
そこから、会えなかった2週間に何があったこと。
わたげちゃんのこと。
小さい頃のことについて色々話し合った。

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