この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第8章 デート
「恥ずかしい?首まで赤くなってるよ」
「熱いだけ…」
髪をアップにして露わになった首筋を、指先でゆっくりとなぞられた。
「うっ…」
「すごい綺麗…」
ベロ…
「ひゃっ…」
「へへ、ほくろあったから舐めちゃった」
咄嗟に春人の方に身体を向ければ、唇を舐めつつ薄眼でこちらを見ていた。
「はー、エッロ…」
「……」
エロいのはあなたの方だよ!!
湯船の端の方に居たせいで、すぐに距離を詰められた。
身体を密着させ、壁に両手を突いて、逃げられなくする。
まさかここで壁ドンされるとは…
触れるだけのキスから、深くて甘いキスに変わっていく。
「んぅ…」
風呂場で、舌が絡まる音と唾液を吸い合う音が反響する。
お湯と気持ち良いキスのせいで、頭がクラクラしてきた….
キスが終わると力が抜けて、春人の肩にもたれかかった。
「はぅ…」
「熱いね…ちょっと湯船から出よっか?洗ってあげる」
春人に捕まって湯船から出て、近くに置かれていた椅子に座った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


