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第27章 ご主人様の部屋

ご主人様が麻縄で
私の身体を縛っていく……

手首、足首まで
全く動けなくなった。

さっきはずされたピンチは
足の指……爪の部分を
挟んでいく……
一本ずつ……

次は私の手を握り
指の爪を挟んでいく。
爪を挟まれていくことより
私はご主人様に手を握られた
事に、ドキドキして嬉しくなっていた

『久しぶりに手を握られて
嬉しいか？震えすぎだぞ、俺から
握ってるんだから、黙ってそのままに
してろよ』

だって私なんか汚ない……
ご主人様に手を握られるなんて
考えてなかったんだから。

痛みなんか全くしない。
ご主人様に触れてしまっている
罪悪感しか感じてなかった。