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第54章 本気のプロポーズ！

真「彩香、一番小さいのにしようとか思うなよ？

大きいから高い！小さいから安い！とは

限らないんだよ。」

彩香「えぇ～？そうなの？

でも、5カラットは、凄い高いよね？」

真「でも、彩香の指には、

それが一番似合うと思うけどなぁ？

藤堂の嫁に、ピッタリだと思うぞ。」

彩香は、あまりの大きさに

ビックリしたけど、本当にこれなら

彩香のポチャポチャの太い指にも

負けてなかった。

「綺麗ねぇ～。本当に綺麗！」

「じゃあ、これで良い？」

「良いの？本当に、こんなのもらって良いの？」

「良いよ。給料の３ヶ月分だよ(笑)」

本当は、それより高かったけど、

一目見て、彩香に似合うと思った品だ。

真の一番のお気に入りだった。

「真が、これが一番良いって

選んでくれたならこれが良いです。

この指輪に見合う女性に

ならないといけないと、

肝に命じておきます。」