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第50章 真、彩香を守るために

山崎恵「狩り？」

専務「そうだよ。君は、キープしては、

その人より、もっとセレブを見つける為に

毎週、合コンしてるよね？

君がキープだと思ってる男性も、

君と本気で付き合っているつもりではないと思うよ。

アクセサリーくらいにしか

思ってないよ。誰も本気で

付き合おうとは思わないと

よく聞く話だ。君の行動は、

あまりに酷すぎだよ。」

山崎恵は、合コンに行けば、

いつもチヤホヤされるので、

そんな風に言われてるとは

思ってもいなかった。

「いつもモテますよ。

そんなはずありません。」

「君は、誰かちゃんと捕まえたのか？

何度かデートしては、終わってないか？

君は、誰かとデートしながらも、

合コンは止めてないだろ？

それもバレてるぞ？

だから、本気に相手にはされないんだよ。」

山崎恵は、専務が、

そこまで知っているとは

思いもよらなかった。