パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第50章 真、彩香を守るために

三人は、口を揃えて

「「「私達喧嘩なんかしてません。」」」

専務は、ため息をひとつついた。

「彼は、外から見ていて、

高梨さんは中にいたから、彼女に聞いたら

『私は、気づきませんでした。』って

言うんだよ。おかしいよな？

外に居た。運転手に見えていたのに、

彼女が気づかなかったのは

おかしいと思わないか？」

山崎恵「高梨さんの方が側に居たんですから、

運転手さんの見間違いじゃないですか？」

専務「そうだね。

百歩譲って見間違いだとしよう。

君達は、受付嬢の仕事は、

何のためにあるんだと思ってる？」

山崎恵「外から来られたお客さまを

案内したり、お客さまと、

会社内のパイプ役だと考えています。」

専務「お客さまが、一番最初に

目にするのが君達だよな？

会社の外を歩く人達からも、

感じよく見られるように、

一般的に好かれるような美人を

採用したつもりだ。」