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第42章 二人で愛の巣へ帰ろう

ルルルルルゥ～

真は、急いで、菫さんに電話をかけた。

「もしもし真さん？」

「もしもし真です。

菫さん、ご心配お掛けしました。」

「真さん、入院したって聞いたけど、

大丈夫なの？彩香ちゃんはどうしてるの？」

「今日、退院してきました。大丈夫です。

彩香も、私が入院したと聞いて、

駆けつけてくれました。

ずっと付き添ってくれて、

今も、一緒に帰ってきています。

もう大丈夫です。今、彩香に代わります。」

「もしもし、菫さん？彩香です。

ご心配お掛けしました。

それに、助けて頂いたそうで、

隼人さんから伺いました。

ありがとうございました。」

「彩香ちゃんは、元気なの？

大丈夫？私は、大したことしていないから

お礼なんて言わなくて良いのよ。

彩香ちゃんが、元気になったのなら

それで良いのよ。真さんと、末長く

仲良くしてくれたら、二人が幸せなら、

私は嬉しいわ。」