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ショートストーリーズ
第5章 さやか ~着衣放尿~
仕事帰りでスーツ姿のさやか。ホテルに入り、いつもの通り土間に正座させての挨拶から土下座待機。ひれ伏しているさやかの前に、バスルームに備えられたタオルを敷く。

「顔をあげなさい」

目の前に敷かれたタオルを見て、次に何を命令されるかわかったかどうか・・

「タオルの上に立ちなさい。足を開いて」

「はぃ・・」

「見ていてやるから、そのままそこでオシッコしろ」

きちんとスーツを着たまま、もちろん下着もつけたままのさやかへの命令。逆らったりためらったりなどのそぶりは一切見せないが、さすがにすぐには出すことができない。奴隷のつとめ・作法として、私と会うときには命令されれば排泄もちゃんと見せられるよう、事前のトイレは控えているはずだが、緊張もあるのだろう。急かしたり叱責したりはせず、仏心(?)でじっと待ってやることにした。

5分あまりたったろうか。

「あ・・ぁ・・・」

と小さく呻いたと同時に、スーツのスカートから伸びた少し開いた両足の間からしたたり落ちるもの・・
きちんと言いつけを守って溜めてきたのだろう、雫は勢いを増した流れとなり、一枚だけ敷いたタオルをあざけるかのように、音をたてて床をおびただしく打ちつける。

「ずいぶんと派手にぶちまけるものだな」

言葉で羞恥をあおる私の声が聞こえているのかいないのか、俯いたままでいるさやかの髪を乱暴に掴んで私を正視させる。

「責めを受けているときは私に表情を見せていろ。忘れたのか」

「・・はぃ・・申し訳ありません・・・」

責められ、苦痛や羞恥に歪む表情を常に見せていること。これもまた、私が奴隷に強いる作法の一つ。

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