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ショートストーリーズ
第42章 裕美子 ~回想 3~
ベッドの上。
ご主人様の腕まくらで添い寝させていただく幸せなひととき。奴隷となってからそんな安らぎの瞬間はほとんどなくなったけれど、恋人だったころは、ご一緒するといつもそうしてくださっていました。でも・・
優しく頭をなでてくださっていたご主人様の手が、わずかに裕美子の頭を下に押し下げるように動きます。ご主人様は何も言葉を発しませんけれど、それが「口でしなさい」というご指示であることを、裕美子はいつの間にかわからされていました。あの頃から、もう「躾け」は始まっていたのですね。
裕美子はそっと手を添えて、唇と舌をご主人様のものに這わせるのです。
ご主人様の腕まくらで添い寝させていただく幸せなひととき。奴隷となってからそんな安らぎの瞬間はほとんどなくなったけれど、恋人だったころは、ご一緒するといつもそうしてくださっていました。でも・・
優しく頭をなでてくださっていたご主人様の手が、わずかに裕美子の頭を下に押し下げるように動きます。ご主人様は何も言葉を発しませんけれど、それが「口でしなさい」というご指示であることを、裕美子はいつの間にかわからされていました。あの頃から、もう「躾け」は始まっていたのですね。
裕美子はそっと手を添えて、唇と舌をご主人様のものに這わせるのです。

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