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第30章 さやか　～成長～

主は奴隷を自分好みに躾け、奴隷として成長させようとする。しかしこれは決して「一方通行」の所作ではない。良い奴隷は、逆に主の方を成長させてもくれるものだ。

奴隷を持てば、いや、実際には持っていなくとも、サディストは絶えず奴隷への責めを妄想する。すでに実践経験のある責め、経験はないが現実味のあるもの、やってはみたいが実際には難しいであろうもの、始めからおよそ現実味のない妄想空間だけでのもの・・・


さやかは、その強いマゾ性と、類稀なほどの従順さで、いつも私のサディズムをかきたて、責めへの妄想を促してくる。これまでも妄想はしていても経験のなかったこと、思い付きはしたが、現実には難しいと思われたこと・・・そうした種類の責めが、さやかへの調教・躾けとして、現実のものとなる。




土下座のままの長時間の放置

一本鞭やケインでの「まね事」でない仕置き

着衣のままの放尿と浴尿

人の目のある屋外での羞恥責め

シュロ縄での縛り

・・・




次はどんな責めを私に思いつかせ、それを受けたさやかはどんな表情を見せるのだろうか。