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ショートストーリーズ
第21章 裕美子 ~悋気~
裕美子の部屋に来てくださったご主人様。でもお一人ではなく、ご親友の達也様の奴隷、絵里様をお連れでした。

裕美子の寝室に入って行かれるお二人。

「裕美子。そこに正座して見ていろ」

寝室の隅を指差してのご命令。

「はぃ、ご主人様・・」


「絵里、挨拶だ」

ベッドの端に腰かけられたご主人様の前に正座して手を床につき、絵里様がご挨拶をされます。

「祐二様。絵里は本日、祐二様に奴隷としてお仕えするよう、命じられて参りました。今宵は祐二様が絵里のご主人様。どのようなご命令にも従い、どのような責めも感謝してお受けいたします。ご満足いただけるまで、どうぞ絵里をご存分にご調教くださいませ」

ご主人様は裕美子の部屋で、それも正座させた裕美子の目の前で、これから一晩、絵里様をご調教されるおつもりなのです。

「・・ご主人様・・・」

思わず声を発してしまった裕美子に、ご主人様の叱責が飛びます。

「裕美子、黙ってそこで見ていろ。それとも、何か不服でもあるのか」

「・・・」

沙紀様との愛の営みを見ていなければならないのもとても辛いですが、裕美子ではなく他の女性を奴隷として調教なさるご主人様を、ずっと見ていなければならないなんて・・・

「・・い・・いぇ・・・不服なんて・・ご命令通りにいたします・・」

裕美子は奴隷です。どんなに辛く悲しいことでも、ご主人様のご命令なら、それに従うだけ・・・


---------


絵里様へのご調教は、途中睡眠を挟んだりもすることなく、朝まで続きました。身体中に責め痕を残し、息も絶え絶えになりながら、従順に過酷な責めを受け続ける絵里様に、ようやくご主人様のお許しのお言葉が。

「もう朝だな。絵里、今日はこれで許してやる」

「ゆ・・・祐二様・・朝までの厳しいご調教、ありがとう・・ございました・・」


泣きはらした顔を床に埋めて御礼を述べられる絵里様・・
どんなにきつく責められても、奴隷の作法をおろそかになさることのない絵里様・・

着衣のまま、姿勢を崩すことも許されず、指一本触れてさえいただけなかった裕美子・・・せめて、濡れそぼってしまった股間を自分で慰めたぃ・・・でもそんな裕美子の思いも、ご主人様はお見通しなのです。


「裕美子、言うまでもないが、今日一日オナニーは禁止だ。いいな」


まだお願いもしていないのに・・・



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