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3分間のナイトトリップ 
第2章 美味しいキノコを召し上がれ
夜ベッドのなかでスマホをいじっていると、マキからメールが届いた。


「縁結びのお守りにどうぞ」の一文とともに、例のキノコの画像が添付されている。


「まったくもう、ふざけてばっかりいるんだから」


苦笑いしながら、あらためて画像のキノコに見入る。


キノコは、興奮して女の体を求めているかのように、天を向いていきり立っている。

シルエットが似ているだけでなく、竿の部分には、浮き出た血管のような筋が走っていて、それが妙にリアルだった。

傘の形もペニスの頭部そっくりで、てっぺんにはご丁寧に小さな穴までついていた。


なんだかタカシ君のに似てる・・・。



ふと、二年前に別れた男のことを思い出す。

タカシ君のは、もっと大きくて立派だったけど。


彼との体の相性は、今まで付き合ってきた男たちのなかで一番だった。

ちょっとSっぽくって、しつこいくらいに絶倫で。

カリの高い、反り返り気味のペニスは、エミの欲求に好きなだけ応えてくれた。

彼に抱かれている時は、この時間が永遠に続けばいいのにと、毎回本気で思ったものだ。

彼とのセックスを思い出すたび、アソコが濡れる。


今もほら。


下着に手を入れて指でさぐると、ぬるぬるとした液がついてきた。

花びらに塗り付けるように、指を動かす。


「ああ、タカシくん・・・」


目を閉じて、淫靡な思い出の中に沈み込んでいく。

せわしなく動く指の下で、コリコリとした突起が硬くなっていく。

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