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終止符.
第14章 想い
指がきつそうに内壁を擦る。


「あぁっ…だ、め…」


純を見つめながら腰がぴくぴくと跳ねる。


「もっと感じて…気持ちいい?」


波が押し寄せる


「あぁっ…あぁっ…」


指を締め上げながら激しく腰を振り、熱く悶える奈緒を純は手のひらを震わせて導いた。


「──…っうぅッ…、あぁっ…あっあッ…あぁっ…純…もう…あぁっあぁっあぁっ……」


二人は見つめ合っていた。

熱く喘ぎながら絶頂の時を切なく見つめ合い、そして唇を重ねた。


「もう、一人ではいられない。」


純の言葉に奈緒は頷いてまたキスをねだった。


「私を1人にしないで。」


「大丈夫です。そうなりたくても、もうなれないから。」


純は微笑んで、奈緒を抱き上げ、優しくベッドに横たえた。


「外がすっかり暗くなってる…」


(パチッ)


オレンジ色の光が部屋を照らし、奈緒は慌てて起き上がり肌掛けを身に纏(まと)った。


「つけないで…純。」


「だめ…」


「あっ…」


純は奈緒の肌掛けを剥ぎ取って床に落とした。


「純…お願い…明かりを消して…」


奈緒は両手で自分を抱きしめるようにして乳房を隠した。


そんな奈緒を見下ろしながら純はセーターを脱いだ。

「純…」


「消したら奈緒さんが見えない。」


純の上半身が露になり、奈緒は純に背を向けて俯いた。


「お願い…意地悪しないで…」


ジーンズを脱ぐ気配がする。


「ねぇ、純──…っ…」

「ダメ…」


奈緒を後ろから抱きしめながら横向きに寝かせ、素早くタオルで目隠しをした。


「やめて…」

「これでもう恥ずかしくないでしょう?」

「純っ…」

「僕に見せて…」


純は耳元で熱く囁き、奈緒の首筋から肩に舌を這わせた。


「ンふ…」


その舌がゆっくりと背中の中心を下りてはまた戻り、熱く息を吐き出しながら腰から脇を上下する。

「あぁ…」


目を塞がれた身体は純の舌の動きだけに意識が集まり、奈緒は目を閉じて舌の動きに身を委(ゆだ)ねた。


甘い疼きにゆっくりと身体がしなる。

乳房を揉みほぐし、指でその先端を摘まみ、「あぁッ…」と奈緒を何度も啼かせながら、純は歯と唇でショーツを脱がせてゆく。


熱い手がお尻から太股を柔らかく撫で、純はショーツをくわえたまま足先から外した。

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