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色絵
第8章 情画
「ちゃんと見なさい。
ご自分の姿を…
僕が触れてもいないのに、咲き乱れて蜜を垂らしている。実も尖って硬くなっていますね。」
ワタシはもう一度、鏡を見る。
こんな淫らな姿にされているのに中心が悦んで蜜を溢れさせて、既に座面まで到達していた。
淫部を鏡で見るのは初めてだった。
グロテスクだが、熟れて男を欲してヒクついていた。
恥ずかしいのに、また新しい雫が蜜壺から溢れていく。
ああ、やはりワタシは淫らな女だ。早くこの熱を鎮めて欲しい。
「綺麗に咲き乱れているでしょう?」
先生は漸く鏡を外し閉まってくださった。
「何も貴女だけがおかしいのではないですよ。
僕もほらこんなに反応してる。」
先生は着物を押し上げる力強く勃ち上がった筆を着物の上から擦って見せる。
ああ、それを早く入れてください。
「でも、もう少し、乱れてもらいますね。」
先生が近づいてくる。
手には筆を持って…
ああ、あれで虐められるんだ。
ワタシは与えられる快感を想像して体が震える。
「これは僕の代わりですからね。」
筆で唇をなぞられる。そしてすぐさま首筋に降りてくる。
っう…
ビクン…

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