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淫の館
第22章 誇りと咎め

一の次さんの部屋は前の業で訪れたことがあったので不慣れではなかった。
が、既に全裸でモノを扱きながら待機していたようだった。
「お待たせしました。」
「ああ、気にすることはない。こっちに来い。」
前回は入口で着物を脱ぐように言われたが、今回はすぐに手招きされた。
そして帯を軽くほどかれ、ベッドの横を往復するように言われた。
一の次さんの視線が太もも辺りをさまよっているのがわかる。完全に解かれていない帯、少し崩れた袷から覗く太ももをチラチラ見ているのだ。

