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淫の館
第7章 曜日の躾

頭が終わり、首、胸、お腹、足へと移る。
どこも触れずに大量のオイルが振り掛けられた。
「さあ、弔いを行え。」
弟子たちが立ち上がって近づいてくる。
人差し指と中指だけを立てた拳を胸の真ん中につけて黙祷すると、その2指でオイルを擦りこむように撫でてきた。
10人程が私の体を取り囲み、しばらく擦りこんでは交代する。
全員が弔うと触れられていない部分はなくなり、全面にオイルが染み込んでいった。
触れ方にいやらしさはなく、弔いに相応しく指は伸ばしたまま擦られただけだった。

