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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第10章 求愛猛攻撃ー常務取締役
「評価は上々、リピーターも多く彼女しか指名しない者も居るとか」
「媚びないが何かある‥
まあいい、さて奏にどう言い聞かせる‥いっそ見合いでもさせるか?」
「相手は?」
奏常務‥息子すらも、自信が上がる為の駒‥
すっかり変わってしまった、もう少し優しい性格だったというのに‥‥
前の社長だったら、奏常務が本気と言ったら許可していただろう。
それはそれで陽菜君の方が困るとは思う‥
だけど、それに負ける陽菜君でも無い。
「候補は何人か居る‥
一番優先したいのはさる代議士の孫なんだが、まだ19才と来た」
「6才年下‥
先方が承諾しますかね?」
「怪しいな‥
流石に年が離れ過ぎていて、簡単には承諾しないだろう」
「他は?」
「どれも釣り合いが取れん‥
小鳥遊陽菜だったか、暫く奏を遊ばすか?」
「向こうがその気になったらどうします?」
「俺がどうにかする‥
何時も通り遊んで捨てるだけさ」
「またですか社長?」
「もしもの場合の話、普通の女になど興味が無い」
参った、余計に悪い事に‥
樹に連絡しなければならないだろう、陽菜君を2人の毒牙から守る為に。

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