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第4章 姉ちゃんのおっぱい

食事が終わった。

仲居さんがお膳を片付け、布団を敷いてくれた。
広い部屋なのに、２組の布団がぴったりとくっついて敷かれる。


仲居さんが出ていった後、姉ちゃんは笑いながら言った。
「この布団の距離はあり得ないわね。　これじゃ、エッチをするカップルみたいだね」

「男女ペアの客だったらとりあえず、布団をくっつけて敷くという接客マニュアルなのかもね」
僕もそう言って笑う。

「暑苦しいから、布団を離そうね」
姉ちゃんは１組の布団を引っ張り、布団と布団の間の距離を離す。

くっついたままでいいのに…
姉ちゃんの真横で寝たいのに…

僕はそう思うけど、口に出すことはできない。