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あんなこんなエロ短編集
第17章 よごと
「そっか~。それはそれで可愛いと思うんだけどなぁ。
俺の嫁さん♬♬♬」
祐希がぎゅっと抱きついてくる。
アルバムを背中側に隠して抱き締めた。
健全で明るい祐希。
だからこそ見せられないのだ。
もちろん、幼少期のアルバムに映っているのは髪を
肩まで伸ばし結んでいる女の子だ。
単なる女の子。
だけど、その体には……………
祐希が私のニットを捲り上げたが、
瞬時に悪寒が走った。
「………やっ!やめてっ」
パシン
祐希の手を叩く。
目を丸くした祐希に、「……今アレなのよ」
と伝える。
祐希はさっきからの違和感の理由が分かったという
ふうに頷き「なぁんだ。
言ってくれたら良いのに………
お腹大丈夫か?痛くないか」
そう言って私を抱き寄せた。
体から力が抜ける。
優しい人だ。
優しくて、健やかで。
ホッとする。
だけど、裏表に張り付いているように同じだけ不安
がある。
父親とは違う。
父親とは違う、細めのすらりとした指だ。
父親とは違う、筋肉のついた背中だ。
父親とは全く違う生活をして、
きちんと勤め社交性もある祐希。
俺の嫁さん♬♬♬」
祐希がぎゅっと抱きついてくる。
アルバムを背中側に隠して抱き締めた。
健全で明るい祐希。
だからこそ見せられないのだ。
もちろん、幼少期のアルバムに映っているのは髪を
肩まで伸ばし結んでいる女の子だ。
単なる女の子。
だけど、その体には……………
祐希が私のニットを捲り上げたが、
瞬時に悪寒が走った。
「………やっ!やめてっ」
パシン
祐希の手を叩く。
目を丸くした祐希に、「……今アレなのよ」
と伝える。
祐希はさっきからの違和感の理由が分かったという
ふうに頷き「なぁんだ。
言ってくれたら良いのに………
お腹大丈夫か?痛くないか」
そう言って私を抱き寄せた。
体から力が抜ける。
優しい人だ。
優しくて、健やかで。
ホッとする。
だけど、裏表に張り付いているように同じだけ不安
がある。
父親とは違う。
父親とは違う、細めのすらりとした指だ。
父親とは違う、筋肉のついた背中だ。
父親とは全く違う生活をして、
きちんと勤め社交性もある祐希。

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