この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛外伝・自由への扉ー
第19章 世界を我が手に!
「・・・
余計なところを見られてしまいましたね・・・ヒムラー??」
「・・・気付いていたのか・・・」
私が声を掛けたら、扉の向こうに隠れていたヒムラーが姿を現した。
「・・・死体・・・
しかも女、それにしてもこの惨状は、いったいどういう事だゼクス?」
「見たままの話‥
私の大切な玩具‥‥私の為の餌とも言いますがね‥
意志も記憶も無い女性達、それを餌にしているのが・・・私・・・」
「・・・餌・・・」
軽く説明を聞いて、ヒムラーは奪い切った女性達を見て渋い顔‥
まあ、普通の反応でしょう、生きた人間を犯し血を奪うのだから。
「広い意味でアドルフは知っていますよ、私が教えました‥‥私が何者かも全て‥
ただし普通にしているアドルフには、その記憶は無い」
「どういう事だ?
指導者に普通以外に何がある??
・・いや、指導者は言う"私の中の私"と‥」
「ヒムラー、貴方は本気で指導者の味方に付きますか?
ゲッペルスは少々違うよう、本当の味方であれば絡繰りを教えましょう‥
どちらを取りますか?
ハインリヒ・ヒムラー」
究極の2択・・・
頷けば秘密を‥
拒否すれば、私の意のままの人形‥
選ぶのは本人次第‥
私は、どちらでも構わない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


