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***堕散る(おちる)***
第32章 step32 二十六段目 B2階 犬になる
誰かと…どこかで…
約束をしていた。
誰とどんな約束をした?
約束をした内容が思い出せない。
約束…したんだろうか…
「ユキ、欲しいと言ったのはお前だろう?
もっと集中してくれよ。」
そうだ。王様に捨てられたら生きていけない。
王様に飼われた犬なんだから…
その後、王様にベッドに連れて行かれる。背中をつけて寝かせられるのは辛い。
でも、このsexの仕方は好き…
何だか、暖かくて、大事にしてもらってる気分になれるから…
目覚めると足にも布が巻かれていた。
「犬の足首はこのくらいしか、曲がらないからな。」
王様が変なことを言っていた。ワタシは犬なのに…
足首は伸びた状態で巻かれて、足裏をつけることが出来ないとベッドを降りる時に気づいた。
そのワタシを見て王様が笑う。
「やはり形から入らないと駄目だな。ユキ、立派な犬になるんだよ。そうしたら終わりだ。」
何が終わるんだろう。
王様に捨てられるってことかな…
それは困るな…
王様にお風呂に入れてもらい床の、自分の寝床でお昼寝をした。

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