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オネェとホスト不思議な同居生活
第7章 振られて‥‥
結局の所、ヌくにはヌいたが、気持ちが収まるまでバスルームから出れず・・
冷静に戻ってから、漸くバスルームから出た‥
多大な倦怠感と共に。
「今日は長かったね?」
「化粧の落ちが悪くて、長くなっちゃった‥
洗顔料変えようかしら?」
苦しい言い訳・・・
祐希の方は、何時も通りのジャージ姿‥
でも・・・
「祐希、髪乾かさないの?」
「ん?
勝手に乾くもん」
「勝手って‥
ちゃんと、お手入れしないと、変なクセが付くわよ」
「んー
何時も縛ってばかりだから、あまり気にしてない‥
それより、今面白い最中なの」
祐希の目線はテレビに夢中‥
意外にドラマ好きで、仕事の時は録画してまで見るくらい。
「恋愛ドラマ好きだよな」
「こういうのが面白いんだって‥
ドキドキ展開・・」
俺にすれば、ドキドキのドの字も無いんだけど、祐希のこの趣味だけは分かり難い。
ドラマに夢中の祐希は、ちょっとやそっとじゃ動かない‥
その間に、こっちは冷蔵庫からビールと、軽いつまみをチョイス。
どれどれ、ビールを飲みながら、付き合って見るか。

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