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お前がすきでたまらない
第35章 ロマンティック作戦

「このは」
「式はどうしたい?」
「私は・・・」
「啓介さんと結婚出来るだけで幸せです」
「俺もそうだけど・・・」
「だからこそ結婚式を挙げたくないか?」
「私・・・」
「本当に・・・」
「啓介さんと居られるだけでいいんです」
「でも・・・」
「・・・それに・・・」
「私・・・」
「私にはバージンロードを歩く父親が・・・」
「いませんし・・・」
「式に・・・」
「呼べる人もいません」
ハッとした
俺は・・・
このはが良かれと思って・・・
自分の考えばかりを押し付けてしまった
辛い事を言わせてしまった事を後悔した
なんて単純な男なんだと思った
女の子なら皆が喜ぶと思っていた
アホでバカ野郎だ
単純な能天気野郎だ
結婚式を夢見てる乙女思考の痛い奴だ
「式はどうしたい?」
「私は・・・」
「啓介さんと結婚出来るだけで幸せです」
「俺もそうだけど・・・」
「だからこそ結婚式を挙げたくないか?」
「私・・・」
「本当に・・・」
「啓介さんと居られるだけでいいんです」
「でも・・・」
「・・・それに・・・」
「私・・・」
「私にはバージンロードを歩く父親が・・・」
「いませんし・・・」
「式に・・・」
「呼べる人もいません」
ハッとした
俺は・・・
このはが良かれと思って・・・
自分の考えばかりを押し付けてしまった
辛い事を言わせてしまった事を後悔した
なんて単純な男なんだと思った
女の子なら皆が喜ぶと思っていた
アホでバカ野郎だ
単純な能天気野郎だ
結婚式を夢見てる乙女思考の痛い奴だ

