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お前がすきでたまらない
第17章 このは。初めての体験
「あの・・・」
「でも、どうして焼肉屋さんだったんですか?」
不思議だった


「ん?」
「だって、このは晩飯の時、俺に聞いてただろ?」
「お肉とか?って・・・」
「だから、お肉が豪華なご飯とかだったりするかも。って」

「それとも、ステーキとかだった?」
からかいながら啓介さんが笑う


「そ、そ、そんな・・・」
ステーキなんて!!

「焼肉屋さん、初めてだったので嬉しいです!!」
そんな、ささいな私の言葉で選んでくれたんだ・・・


「そっか!!」
「なら良かった!!!」


どうしよう・・・
本当にドキドキが止まらない・・・
こんな気持ち知らない・・・
この気持ちが何なのか・・・
啓介さんなら知ってるのかな・・・


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