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第15章 このはの知りたい事

啓介さんの事で嫌な事なんてない！！

その甘えた表情に見とれて言葉が出なくなってしまう・・・

啓介さんが私の好きな食べ物聞いてくれる事が嬉しくて・・・
私を知りたいって思ってくれてる事が嬉しくて・・・



でも・・・
必死で考えてみるけど・・・
出てこない・・・

食べられるものならって言ったのも嘘じゃない
啓介さんじゃないけれど、食べれるときに食べないと・・・
だったから・・・
それが、普通だったから・・・


どうしよう・・・

啓介さんがこっちを見て待ってる・・・

何か食べ物言わないと・・・


そうだ！！

「あ、あ、あの！！パンケーキ！！」
今、食べた物しか思い浮かばなかった

でも、私の大好きな物になってしまった・・・

だって、二人で食べたこのパンケーキ・・・
すごくおいしかったから・・・
大好きになってしまったから・・・