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第8章 契約的デビュー！？(契約的束縛)

こんな理由で、ライブ当日までに間に合うは間に合ったんだけど‥



「３人共、ビジュアル的に何とかならんか？」


本郷さんの用意してくれた衣装が、これまた派手なビジュアル系‥
基本的に黒髪とかサラサラヘアーの私達３人じゃ、この衣装は絶対に浮く。



「いきなり変えろと言われてもな‥
そうだ、仁科金髪はどうだ？」


「そう来ますか‥
構いませんが、ついでです美波も一緒ですね」


「私も！？」


「少々秘策もありますので‥
美波、衣装を持ってこっちです」


仁科さん何をやらかすのかと思ったら、私まで銀髪！
しかも瞳はカラーコンタクト！！


確かに‥この色だと、衣装には合う、衣装には‥



「さて‥
私達だけとはいきませんよ主催、ヴォーカルなんですから一番目立って貰わないと‥‥」


「ちっ、俺もかっ！」


「当たり前です」


抵抗する櫻澤さんだけど、仁科さんの規格外れの腕力に適う筈も無く‥‥



「なんで赤髪選択なんだ！？」


「くすっ‥‥」


そう、仁科さんに捕まって、髪を染められまでは良かったんだけど、これまた綺麗な赤髪‥



「後は美波は化粧と、整髪料で何とか形にするか‥」


その後の本郷さんの手際の良さ‥
絶対本郷さんって、プロ級の腕前だと思う。