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痴漢selection
第10章 ー狭き箱ー(梅野 凜香)
エスカレーターは、まだまだ横浜大物産展の行列が出来てて、移動出来そうにないから、エレベーターに…
地下から乗ったのに、エレベーターはほぼ満員に近かった。
1階、2階と進む内に…
『うっ…人だらけで…動けない…』
ギュッ…
「あっ、ごめんなさい。大丈夫でした?足…」
下が見えず、私の前に立っていた男性の足を踏んでしまった。
「いえ…」
大学生みたいな感じのサラリーマン…
3階で止まり、ひとり降りたものの…
「かなり混んできましたね…」
「は…い。」
大半の人が、物産展から流れてきてるから、足元に紙袋が当たらないようになるべく気を付けてるらしく…
地下から乗ったのに、エレベーターはほぼ満員に近かった。
1階、2階と進む内に…
『うっ…人だらけで…動けない…』
ギュッ…
「あっ、ごめんなさい。大丈夫でした?足…」
下が見えず、私の前に立っていた男性の足を踏んでしまった。
「いえ…」
大学生みたいな感じのサラリーマン…
3階で止まり、ひとり降りたものの…
「かなり混んできましたね…」
「は…い。」
大半の人が、物産展から流れてきてるから、足元に紙袋が当たらないようになるべく気を付けてるらしく…

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