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第1章 私の片想い

私は昨日フられた。

大好きで、大好きで、
自分から何か変な煙とか出ちゃうんじゃないかってくらい本当に好きだった。


・・・・・いや、だったというか今も大好きだけど。


ふりむいてほしくて、こんな水１杯でも太っちゃうような年頃に
大好きな甘い物を我慢して痩せようとしたり、
女の子らしく見せようとしてベリーショートだった髪をのばしてみたり、
あの人が喜ぶかなと思う話をしてみたり、
バスケットの試合の前は励ましてみたり、


・・・でも肝心な好きって気持ちは恥ずかしくて自分で思うほど表現できていなかったのかな。


こうやって色々悩んで頑張ったりするのも昨日で終わり。





私はフられたんだ。