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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断
「・・・
流石に格好付け過ぎたか・・・」
朦朧として来る意識の中、俺はポケットの中の煙草を取り出し火を付けた。
「上手く‥‥逃げてくれよ‥
俺の最後の賭けなんだからな」
撃たれた直後は傷口がかなり痛んだが、今はもうその感覚すらも麻痺しちまったらしい。
ただ流れる血を眺めながら、のんびりと煙草を吹かす。
「・・もっとのた打ち回って死ぬのかと思っていたが、意外に何も無いものなのか・・」
麻痺する感覚と、朦朧とする意識。
今は痛みよりも‥‥なんと言うか、確実に来る死に向かっている、そんな言葉が一番似合う・・
「・・ちっ・・
こういう時は早いな、サツは・・」
聞こえて来るサイレン。
それも複数、此処1ヶ所だというのに、かなり手を込んでくれたもんだ。
「さて、どれだけ道ずれに出来るか楽しみだ‥‥」
宮野が作った着火装置、そのボタンを押し、後はその辺に放り投げた。
「後5分の命‥‥か‥‥
思った程、未練は無いんだが‥‥‥」
唯一の未練は美波の事、あんな風に泣かせたい訳では無かった。
「笑って‥‥は贅沢か‥‥
・・・で、なんでまだ此処に居るんだ‥‥仁科??」
「・・主催の好きにさせる為ですよ・・」
俺の前に歩いて来る仁科の姿。
俺の方は、もう半分以上意識朦朧だがな・・・・・

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