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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断
動けない美波を肩に担いで、仁科と宮野と共に俺はリビングから庭へと飛び出す!
「こっちだ!!」
拠点が変わる度、毎回こうして少し離れた場所に車を用意して来たが、本当に使う事になろうとは。
庭を突っ切り、裏口の塀にある扉の鍵を開け、そこから敷地の外に出た。
「車を止めている場所は、此処から少し離れた空き地、そこまで走るか?」
「・・っ!
少し待って下さい本郷さん!!」
「・・・仁科??」
仁科が立ち止まり、耳をすませたように辺りを伺っているよう??
「・・・・・
パトカーのサイレン・・・複数・・・それにトラックのような大型車の音が数台・・・」
「俺全然聞こえねぇ‥」
「まだ距離がありますから、ですが確実にこちらに向かって来ています」
パトカー複数に、トラックのような大型車、それは・・
「・・・不味いな、仁科の言い分だったら、それは機動隊だろう‥
屋敷を包囲して、一気に突入するつもりか!?」
意外に早い。
そして機動隊を連れて来ているなら、行動と展開は早い筈。
こういうのは、自衛隊も警察もさして変わらない。
「到着まで数分です」
「だとしたら10分程度で突入されるぞ‥
主催の方の爆薬が、それまで起動するか?」
「俺、5分設定しちまった‥‥」
「困りましたね」
仁科は音を拾い屋敷を見ながら、何か思案しているよう・・・・・

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