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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断
「生きている者の場合、何事にも適合性というのがあるんです‥
美波は適合性が異常な程高かった、ですが主催の血を見る限り、適合性は普通程度‥
そうなると、治す行為の力は弱くなってしまいます、私は全能では無いんです、悔しいですが・・・」
突き付けた現実に、美波は唇を噛み締め俯くばかり。
美波も適合性の事は気付いている筈、適合性を判断するもの、また感覚なのだから。
「・・だそうだ・・
銃弾を受けて、普通の病院という訳にもいかんしな‥
だから、此処は俺が引き受ける、サツを道ずれにして爆破してやるよ」
「そんなの‥‥いや‥‥」
「聞き分けろ美波‥
どうせ俺は動けん、それにサツが此処に踏み込むのも時間の問題‥
残る選択肢はお前達を逃がす事、それが一番良い方法だと、俺は判断したんだ」
「櫻澤さん‥‥」
「主催‥‥」
「俺‥‥俺‥‥」
美波も、本郷さんも、宮野も、頭では分かっているが理解したくない。
それは見ているだけで分かる。
それに、主催が既に覚悟を決めてしまっている事も・・
「・・・
最後くらい良い格好をさせろよ、最近は仁科に取られっ放しだったからな‥
後、数分で良い、美波と2人っきりにしてくれないか??」
「「「・・・・」」」
私達は頷き合い、美波を残し主催の部屋から出た。
最後の最後、主催の最後の我が儘くらい、聞いてあげたい気持ちは皆同じ・・・・・

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